サーチコンソールからリンクを否認する方法
こんにちは、てつです。
表題の通りですが、アダルトサイトから大量にリンクを貼られていたのでリンク拒否を行いました。
Search Consoleを使用してリンク否認を行うのは非常に簡単です。
とは言え、リンク否認に関しては細心の注意を払う必要もあります。
そもそも論として、通常ブログを運営しているとリンク否認をする機会は滅多にないと思います。
しかし、場合によってはアダルトサイトやスパムサイトからリンクを貰うことがあるんですよねぇ。
なので、今回はこんな感じでリンク否認について紹介していきます。
- リンク否認ってなに?
- OK、リンク否認分かった。で、どうやってやるの?
リンク否認とは?
そもそもリンクの否認とはどういったものでしょうか?
リンク否認とはズバリ、自分のブログに向けて貼られたリンクを拒否することです。
ブログやメディアを長く運営していると、他のブログやメディアからリンクが貼られることがあります。
ブログのアクセス源は主に検索エンジンからのアクセスがほとんどだと思います。
いわゆるSEO対策をすることがブログやメディアのアクセスアップの近道になります。
じゃあ、SEOに重要なものは何か?というと
- リンク
- コンテンツ
この2つが2本柱になります。
参考:Your Guide to Google’s Algorithm in 2017: All Ranking Factors, Updates & Changes
良いコンテンツを書けばリンクが集まり、検索順位が上がる。(ただし、質の高いコンテンツを投下しても必ずしもリンクが集まるわけではないのが悩ましいところ)
逆に良いコンテンツを書いてもリンクが0であれば、なかなかアクセスは集まりません。
これはブログ開設時を思い出せばイメージできると思います。
ブログ開設初日に最高のコンテンツ(何を以って最高とするかは難しいですが)を書いても、検索順位で上位表示されることはほとんどありません。
逆にリンクが集まりドメインパワーも付いた状態だと、書いた記事がインデックスされてすぐに上位表示されるケースはたくさんあります。
中には不要なリンクもある
じゃあ、「たくさんリンクを貰えばいいじゃん」って話しですけど、実際はそうではありません。
過去にこうした考えで大量にリンクを購入して上位表示できる時代もありましたが、現在では自演リンクへの風当たりは厳しくなっています。
良いコンテンツを投入して自然にリンクを集めていこうよっていうのが、現在の流れですが中には質の低い不要なリンクも付いてしまうことがあります。
自分のケースだと、アダルトサイトから大量にリンクが貼られていました。
こんなリンクはいらん!ということで、さっそくGoogleのウェブマスターツールからリンク否認の手続きをします。
注意!
リンク否認は無闇にやると本来、評価のあるリンクまで否認してしまいアクセスが下落するケースもあります。リンク否認は明らかにスパムやアダルトのサイトなどを対象に行うことを推奨します。
自ブログへと貼られたリンクを確認する
まずはGoogleのウェブマスターツールから自ブログへと貼られたリンクを確認してみます。
左側のメニューから、検索トラフィック>サイトへのリンクを選択します。
もし、はてなブログにGoogle Search Consoleを設定していない人は時間がある時にでも設定することをオススメします。
ウェブマスターに必要な便利ツールがたくさん揃っていますよ。
2番目のドメイン(xxx.tk)がうちにリンクを貼っているドメインですね。
あ、アダルトサイトなのでアクセスしないでくださいね。
ドメイン名の上にカーソルを持ってくるとリンク先のサイトがサムネで表示されます。
ちなみに.tkのドメインをwikiで調べてみたらこんな情報が出てきます。
.tkは国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)の一つで、オーストララシアにあるニュージーランドの領土であるトケラウに割り当てられている。
トケラウは、興味を持つ個人には誰でも.tkドメインを無償で提供している。
〜中略〜
容易に取得が可能なため、フィッシングサイトなどの温床となっている。
オーストララシア?トケラウ??初めて聞いた・・・
疑いの余地なくアダルトサイトなので、さっそくリンク否認を行なっていきます。
リンク否認の申請の流れはこんな感じです。
リンク否認申請のファイルを作成する
↓
Google Search Consoleからリンク否認手続きを行う
リンク否認申請のファイルを作成する
まず該当のドメインをクリックし、次のページで「その他のサンプルリンクをダウンロードする」をクリックします。
ファイル形式はどちらでもいいですが、ここではcsvを選択しましょう。
この時点でcsvファイルに自ブログに貼られている全てのリンクが抽出されます。
これだと、良いリンクも含まれているので検索で該当のリンクだけに絞ります。
あとはGoogleへリンク否認申請用のファイルを作成するのですが、ファイルの形式はtxtファイルになります。(Macの場合のtxtファイルの作成方法は後ほど紹介します)
該当のドメインを含んだ場所だけコピペしましょう。
基本的にリンク否認は一行ずつ処理されますが、今回は量が多いのでドメインを丸ごと否認します。
ドメインを丸ごと否認する場合は
domain:xxx.com
と記載します。
あとは出来上がったtxtファイルをGoogleに送信するだけです。
Search Consoleからリンク否認申請を行う
次にSearch Consoleの画面からファイル送信を行いリンク否認の手続きを行います。
こちらのページからリンク否認の手続きを行います。
申請をしたい自分のブログのドメインを選択し「リンクの否認」をクリックします。
かなり脅されます。負けずに、リンク否認をクリックします。
さらに脅されます。
ここで先ほど作成したテキストファイルを送信します。
申請が終わると完了した旨のメッセージが表示されます。お疲れ様でした。
[おまけ]Macユーザー向けにtxtファイルを作成する方法
Windowsユーザーやtxtファイルを問題なく作成できる方は読み飛ばしてもらって構いません。Macでテキストファイルを作成するのが少し分かりづらいので説明します。
まず、アプリケーションから「テキストエディット」を選択します。
先ほどのcsvファイルから該当の箇所をコピペします。
次に「フォーマット」>「標準テキストにする」を選択すればtxtの拡張子に変換されます。
おわりに
リンク否認の申請をしてから数週間でリンクは削除されていきます。
リンクは非常に重要な意味を持ちますが、質の悪い被リンクは検索順位低下の原因やペナルティの要因になると言われています。
GoogleはネガティブSEOの対策も行なっていて、質の悪い被リンクからの評価を無視するように改善していますが、それでも完全ではないようです。
重ねて注意しますが、安易にリンク否認を行うのはGoogleが警告しているように危険を伴いますので、ご利用は計画的に。
明らかに質の悪いリンクを発見した場合は、リンク否認という選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
記事末にリンク否認に参考になる記事を紹介しておきますので、良ければそちらも参考に。それでは今日はこの辺で。