2019年8月1日に実施されたGoogleのアップデートについて。鮮度の良い情報がより優先される

こんにちは、てつです。

先日、8/1にGoogleのコアアップデートで実施されたみたいですね。

うちは大丈夫でしたが、海外・国内で影響があった報告しているウェブマスターもちらほら見かけます。

Google公式の見解も交えて今回のアップデートについて紹介します。

 

鮮度の良い情報がさらに優先されるように

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以前から鮮度の高い情報はグッドコンテンツの大事な要素という位置付けでしたが、さらに鮮度の高い情報が優先されるようになったようです。

Google公式でも8/1にアナウンスがありました。

Finding fresh, helpful information through featured snippets

 

翻訳版はこっち

グーグルが検索結果アルゴリズムを変更、最新情報を優先 | TechCrunch Japan

 

その他のアナウンスはいつもと同じ感じですね。

「検索ユーザーの目的を満たす良いコンテンツを作ってくれ。以上」

といった感じです。

 神の言うことは絶対なので、メディア運営者やブロガーは従うしか選択肢はないですけどね!

 

運営の際に気をつけていること 

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今回のアップデートに関しての対策を説明すると、

「鮮度の良い、質の高いコンテンツを投下する。継続する。」

これだけです。

 

これだけだと記事として不完全燃焼なので、普段私が運営の際に意識していることを紹介します。

ブロガーのtipsというよりも、メディア運営向けのtipsになりますがコンテンツを作るとうい部分で共通することもあるので紹介を。

私がメディアを作るときに意識しているのは以下3点です。

  1. 検索ユーザーのアンサーを配置
  2. 配信スケジュールの策定
  3. 記事をリスト化して管理

1つずつ解説していきますね。

 

1)検索ユーザーのアンサーを配置

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検索エンジン経由で訪問してきたユーザーに対して、その検索意図の答えを返すことができるか否かが良いコンテンツの判断ポイントです。

以前、弊社のライターが文才ないから記事書けないとこぼしたことがあるのですが、Webライティングに文才なんて必要ありません。

むしろ、起承転結のようなセオリーは邪魔です。大事なのは、ユーザーが求めているアンサーを適切に返せるコンテンツを書けるかどうかです。

 

極端な例えですが、例えば「腹筋 割る」と検索してきたユーザーに対して

腹筋とは人間の下腹部にある筋肉を指し、通常は腹直筋のことを指します

こんな説明の記事は速攻で離脱しますよね。

 

「腹筋 割る」と検索してきたユーザーの意図は、腹筋を割りたい方法を知りたいわけで誰も腹筋の詳細な説明なんて求めてないわけです。

なので、検索クエリ(検索キーワード)から訪問ユーザーのニーズを想像し、その疑問に対するアンサーをコンテンツ内に配置します。

 

コンテンツの構成

ちなみにコンテンツの構成は、先に結論ありきで書きます。

ダラダラ書いて、結論を後回しにするのは良コンテンツとは思いません。

長ったらしい説明を3000字くらい続けて、最後にちょこっと結論だけ載せているコンテンツはどうかなと思いませんか?

  • 結論
  • 結論に至った理由1
  • 結論に至った理由2(補足など)
  • +α(読者にとって、さらに有益な情報があれば記載)

この構成が個人的にはオススメ。

もちろん、全てのコンテンツにおいてこの配置が最善手というわけではありませんが、基本的には結論ありきで記事を構成します。

先に結論を書き、その結論に至った理由やエビデンスをしっかり明示することで改善につながります。一度試してみてください。

 

+αの有益情報があれば記載

+αの部分は読者にとってさらに有益な情報があれば、ぜひ書こうねという話しです。

「腹筋 割る」というワードで検索してきたユーザーに一通り腹筋を割るための効果的なトレーニングや食生活を説明した後に、

「実はウォーキングも腹筋に効果がありますよ」

と、そっと+αの情報を差し出します。

その項目が冗長になるようだったら、別記事で腹筋を割るための効果的なウォーキング方法を執筆して内部リンクで繋げます。

 

ちなみに、ウォーキングおすすめです。

「お腹を凹ませたいなら、腹筋100回よりまず歩こう!」:Gooday 通信:日経Gooday(グッデイ)

 

2)配信スケジュールの策定

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今回のコアアップデートとも関連することですが、記事の公開スケジュールの策定はメディア運営者なら必須。

1日に4記事投稿するなら、それに必要な人員や時間を確保するように計画を立てます。リソースからの逆算でもOK。(人員が1人なら1日2記事など)

会社員の人は更新時間の確保が難しいと思いますが、やっぱり記事を定期的に公開しているメディア(ブログ)は強いです。

1ヶ月に最低20記事の配信は確保したいところ。

サブブログ、サブメディアと複数の媒体を持つのもリスクヘッジとして有効ですが、リソースを1つに集中するのも1つの戦略かと。

リソースを1メディアに集中すれば、結果も早く出やすいのでモチベーションの維持にもつながります。ここら辺は自身のリソースと相談してみてください。

 

大事なのは、思いつきで更新するのではなく自分のリソースの範囲内で計画的に記事を公開していくことです。

この配信スケジュールには、新規記事の公開以外にも過去記事のリライトも含みます。

特に今回のアップデートで、Googleが新鮮なコンテンツ大歓迎と言っちゃっているので情報が古くなっているものは積極的にリライトしていきましょう。

 

3)記事をリスト化して管理

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↑で配信スケジュールの設定をおすすめしましたが、執筆記事の数が多くなるためエクセルなどで記事を管理することをおすすめします。

その日の思いつきで執筆していくと、配信スケジュールを守るのが難しくなります。

無計画に記事を公開していくと内部リンクの連結がおろそかになったり、重要記事の順位を押し上げるのが難しくなるので必ずリスト化して計画的にコンテンツを配信することをおすすめします。

内部リンクとは | SEO用語集:意味/解説/SEO効果など [SEO HACKS]

 

おわりに

8月1日に実施されたGoogleのアップデートについて解説しました。

最新情報が重要視されるようになったのは個人的には大歓迎です。

実際には鮮度の良い情報を公開し続けてもドメインパワーが優先されたりと、一概には言えない部分もありますが・・・

 

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これを言っちゃうと本末転倒になりますが、脱検索エンジンを視野に入れて運営していくのがブログやメディアが生き残る術かなと強く感じます。

ユーザーの行動は検索エンジンの外に広がり続けています。テキストよりも動画やSNSの方が効果的なジャンルもありますしね。

要はブロガーもメディア運営者もWebで何かビジネスしたい人も、そのトレンドに沿った集客方法をキャッチアップする必要があります。

検索エンジンの外の枠組みで集客を行うのは自分の重要課題でもあるので、知見が貯まったらブログで紹介できればなと思います。それでは今日はこの辺で。