Amazonアソシエイトは稼げるの?→正直、厳しいです
こんにちは、てつです。
Amazonアソシエイトで稼げるのか?ということを聞かれたので、ちょうど手元にデータもあるので、その辺のとこを話したいと思います。
Amazonアフィリエイトに興味あって始めようとしている人の参考になれば。
Amazonアソシエイト、実際どうなの?
先に結論から。Amazonアソシエイトで大きく稼ぐのは正直に言うと厳しいかなと思います。
1ヶ月(2019/2/24~3/23)で1サイトから100万円分の商品をAmazon経由で売りましたが、報酬は微々たるものでした。
紹介する商品にもよりますが、だいたい売上の5%位が紹介報酬として入ってくる感じ。
100万円売って5万円、1000万円売っても50万円。
中にはAmazonアソシエイトで大きく収益を上げる個人や企業もいますが、一般的には厳しいのかなと思います。
Amazonアソシエイトの報酬料率
どのジャンルを攻めるかによってもかなり報酬は変わってきます。
例えばAmazonビデオは10%の報酬を得ることができますが、Amazonアフィリエイトと相性が良さそうなフィギュアは0.5%、ゲームは2%です。
もし、あなたが運営するブログやメディアがゲーム関連だとすると、100万円分売っても報酬は2万円台になります。書籍系の紹介も厳しいですね。
ただし、紙ベースの本ではなくKindle本を売れば報酬は8%に跳ね上がります。
注意したいのは、これは現在の料率であって将来変わる可能性は大いにあること。
Amazonが推しているジャンルが高く設定されるので将来的にはさらに料率が下がる可能性もあります。昔は紹介料の上限もなかったんですよね・・・
Amazonアフィリエイトのポイント
悲観しても記事書く意味がないので、Amazonアソシエイトで少しでも収益を改善するtipsをいくつか紹介します。
1)クエリを意識したコンテンツ作成
Amazonに限らずメディア運営の王道ですが、クエリを意識したコンテンツ作成をおすすめします。
要は、すでに購買意欲の高いユーザーが検索するようなコンテンツを投下して、検索エンジン経由のユーザーを獲得しようぜ、というお話しです。
「ジャンル名 おすすめ/ランキング/比較/人気」
「商品名 レビュー/評価/評判」
例えば、キャンプ系のブログやメディアを運営するなら
「ソロキャンプ テント おすすめ」
「ソロキャンプ テント ランキング」
などですね。
「スノーピーク テント 評判」
このような感じで具体的な商品名を入れたクエリも購買意欲が高いと言えます。
スノーピークのテントを購入しようと思っているけど、実際の評判や使用感はどうなんだろ?というユーザーを対象にします。(スノーピークは国内のアウトドアメーカー)
2)紹介料上限ギリギリとなる商品を狙う
クエリを意識したコンテンツを投下することも大事ですが、紹介する商品の単価が安ければ意味がありません。
紹介商品 | 紹介率 | 報酬 |
書籍(1500円) | 2% | 30円 |
バッグ(1万円) | 8% | 800円 |
どの商品を紹介するにしても、それなりの手間がかかります。
しかし、紹介する商品のジャンルや元々の価格で報酬は大きく左右されるので注意が必要です。
もう1つ注意点として、Amazonでは1件につき紹介料の上限が1000円と定められていること。
20万円のパソコンを紹介したので報酬は4000円というようなことはなりません。
仮にアウトドア用品(料率4%)を紹介するのであれば、2万5000円位の商品を意識して紹介するようにすると収益は変わってきます。
3)Amazonのサービス紹介もあり
軒並み報酬が低いように感じるAmazonアソシエイトですが、報酬が高いものもあります。
それはAmazonプライムやAmazonミュージックなどAmazonが手がけるサービスの紹介報酬。
これらは1紹介につき500円~1000円の報酬が設定されています。
よくブロガーがAmazonプライムなどのサービス系を紹介するのは、ここを狙っているからですね。
ただし、これらも「現時点」での紹介報酬であり将来的に引き下げられたり廃止になる可能性はあるので注意が必要です。
Amazonアソシエイト以外の選択肢
Amazonアソシエイトは手軽に報酬を得ることができますが、単体ではブログやメディア収益の柱に据えるのは厳しいです。
なので、Amazonアソシエイトと併用する形で他の選択肢を模索してみるのもオススメです。
もし、あなたがダイエット関連のメディアを運営するとしたらAmazon経由で紹介するよりもASP経由の商品を紹介した方が収益を大きく改善することができます。
最終的には運営するブログやメディアをオウンドメディアとして運営し、ユーザーを他社に送客するのではなく自社で運営するECサイトに流すというのが理想ですよね。
現在は個人でもネットショップを簡単に作れるサービスがあります。
Shopifyでネットショップを作ろう | ECサイト構築を無料体験
STORES.jp|オシャレなネットショップを最短2分で無料作成
子供服やキッズ用品を紹介するブログを運営していた主婦の方がいるのですが、韓国に子供服を買い付けに行き、韓国の子供服に特化したECサイトを起業した強者もいます。
オウンドメディア×ECサイトの組み合わせで、有名な事例は「北欧、暮らしの道具店」さんじゃないでしょうか。
時間あったら読んでみてください。この話し、本当に好き。
「北欧、暮らしの道具店」が生まれるまで。世界観の作り方、SNS運用の秘訣 | SELECK [セレック]
おわりに
かなり話しが脱線しましたが、Amazonアソシエイトは手軽に導入できるものの、商品ジャンルの選定を間違えれば収益化はかなり難しい分野と言えます。
まとめると、
- クエリを意識したコンテンツ作成
- ジャンルや商品選びは慎重に(報酬が大きく変わるため)
- Amazonアソシエイト以外の選択肢も検討
Amazonアソシエイトの導入を検討している人は参考にしてみてください。それでは今日はこの辺で。