外国人観光客を誘致したい?それなら訪日外国人向けの集客法がありますよ
こんにちは、てつです。
すでに肌で感じている人も多いと思いますが最近、外国人観光客増えていませんか?
国が発表したデータだと訪日外国人観光客は年々増加しているし、これからもこの勢いは続いてくと思われます。
安倍首相も成長戦略の柱として観光立国を目指すと話していたのは記憶に新しいですね。
実は外国人観光客の取り組みは2006年に観光立国推進基本法っていうのが成立していてい、けっこう前から取り組まれているんですよね。
2014年には「観光立国実現に向けたアクションプログラム2014」というものもありました。
これは2020年に向けて訪日外国人旅行者数を年間2000万人の高みを目指すというものですが、翌年の2015年末には訪日外国人旅行者数が1900万人を達成しています。
2016年は毎月200万人前後の訪日外国人旅行者がいるので前倒しで達成しそうな勢いです。
これだけ外国人観光客が増えれば、国内で商売をしている人はすべからく恩恵を受けそうですが、明暗が分かれているのも事実です。
この差は何でしょうか?
実際に海外で外国人観光客誘致のインバウンドビジネスを仕掛ける会社にインタビューをしてきたので、外国人観光客を誘致したいと考えている人の参考になれば。
今日は訪日外国人向けのインバウンドマーケティングについて掘り下げて紹介します。
訪日外国人向けインバウンドマーケティングとは?
まず、外国人観光客誘致の話をする前に訪日外国人向けインバウンドマーケティングについて紹介を。
そもそもインバウンドマーケティングとは何でしょうか?
「インバウンドマーケティング」の用語を調べてみるとこんな感じ。
インバウンドマーケティングとは、有益な情報を提供する企業を検索を通して自然と見つけ出してもらい商品やサービスの購入に繋げていくという、ユーザー主導型のマーケティング手法のことです。 また、ユーザーの信頼を獲得できれば、ユーザーは顧客となるだけでなく、ソーシャルメディアなどでプロモーションをしてくれます。
なるほど、ちょっと分かった。
簡単に言うと企業が何かプロモーションをする際に、ユーザー主導型の露出を仕掛ける方法です。
その手段は個人のブログであったり、SNSであったりです。
少し前まではこんな手法はなかったのですが、現在はSNSに代表されるように個人の発言の影響力がかなり力を持つようになりました。じゃあ、その発信力をそのままマーケティングに使っちゃおうぜ!みたいな感じです。
そして、そのインバウンドマーケティングの考えをそのまま訪日外国人向けのマーケティングに転用したのが、今日紹介する「訪日外国人向けインバウンドマーケティング」です。
訪日外国人向けインバウンドマーケティングとは?
具体的には海外の影響力を持つパワーブロガーやSNSのコミュニティで商品や自分のお店を紹介してもらうというものです。
例えば、訪日外国人観光国で上位を占める中国・韓国・台湾などはブロガーやSNSが持つ影響力はかなり大きいです。
実際に韓国人ブロガーを無料で招待して、そのことを記事にしてもらい観光客誘致に成功した飲食店の例もあります。
訪日観光客が増えているにも関わらず、うまくその波に乗れていない個人店や会社は「訪日外国人向けインバウンドマーケティング」の影響力をまだ認識してないように思います。
すでに仕掛けて訪日観光客をうまく取り込んでいる会社は恩恵を受けているし、何もしてない会社は「最近、外国人観光客増えたなぁ」とのんびりしているところも。
年々、外国人観光客の市場は大きくなっているのにもったいないですよね。
じゃあ、どうやって外国人観光客を誘致するの?
じゃあ、どうやって外国人観光客を誘致するの?っていう話しですが、実は外国人観光客の増加に伴い、国内の製品や観光地、お店を海外に向けて発信する会社があるわけですね。
今回、台湾で訪日外国人向けのインバウンドビジネスを仕掛けている会社「パーフェクトインバウンド」さんにインタビューをさせてもらいました。現地で外国人と国内の顧客を相手に一線で活躍している会社だけに、大変勉強になるインタビューをさせてもらいました。
今回、私が気になっていたのは
- 観光業以外でも導入する企業はあるのか?
- 爆買いってそもそもなぜ起きたの?
- 地方都市もインバウンドマーケティングを検討すべきか?
などの疑問を率直にぶつけてみました。以下、インタビュー内容
パ「弊社のパワーブロガーサービスは日本全国の様々な観光に関連した業種からご利用いただいております。
少し変わった例としまして、コンタクトレンズ販売店、歯科、フライパンの紹介などのケースがありました。
パワーブロガーサービスは観光業だけに限定されず、外国人に利用していただけるサービスや商品を提供している方すべてが、ご検討いただくことができます。」
パ「私は長年台湾に滞在していますが、周囲でも訪日旅行をする友人が多数います。現在LCCを利用して日本へ旅行する方が非常に増えています。
パ「台湾人はすでに日本旅行のリピーターの割合が非常に高くなっています。中国も今後リピーターが増えることでしょう。
私「確かにブランディングに成功しているブロガーの発信力の凄さは国内でもたくさん事例があります。海外、特に中国・韓国・台湾などはパワーブロガーの発信力は下手な企業の広告よりも効果的ですよね。
お忙しい中、ありがとうございました。とても参考になりました。」
今回、インタビューをさせてもらって気付いたのが海外と国内の考えのすれ違いです。
中国・韓国・台湾を初めとする訪日観光客はもっともっと日本の良い製品や観光地を知りたい!と思っています。
日本側も訪日外国人を獲得してビジネスに繋げたいとは思いつつも現状、何をすればよいのか分からず情報を発信できなかったり、受け皿を用意できてないことがあります。
外国人観光客の市場の大きさに気付いた会社がインバウンドビジネスに手を出すという構図になっていますが、やっている人はすでに始めていて大きな市場を獲得しています。
もし、外国人観光客を誘致したいと検討しているのであればパーフェクトインバウンドさんのようなプロに依頼をしてマーケティングを行うと外国人観光客の市場開拓・顧客獲得に大きく貢献できます。
日本の農家が生産した果物を台湾で販売して成功した事例もあるように、訪日する観光客だけをターゲットにするわけではないのが、このマーティングの面白いところです。
訪日する外国人をターゲットに絞るだけではなく、海外に住んでいる人に対して自社の製品を海外にアピールする際の手法としても使えるわけですね。
取材協力:
おわりに
最後まで付き合ってもらってありがとうございます。書きたいこと書いていたら4000文字オーバーになりました・・・
今日のエントリーは読者のブロガーの方には一見関係ないような記事ですけど、 訪日外国人ビジネスでキーとなっているのは我々と同じブロガーです。
企業や地方公共団体が
「広告料を支払うからマーケティングを手伝ってくれ」
とお願いしてくるのってすごくないですか?
何もこれは海外のブロガーに限った話しではなく、製品を紹介して広告料をもらうブログアフィリエイトもインバウンドマーケティングのようなものですね。
アフィリエイトで成約すると個別に企業からオファーもきますしね。(クローズ案件など)
いやー、そう考えたらブログというツールはすごいな・・・と改めて思った次第でございます。
しかも、すでにブログというツールを私達は運用しているわけですからね。
なんでもっと早くブログを始めなかったんだろう・・・それでは今日はこの辺で。
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