九州国立博物館の東山魁夷展に行ってきた。ただただ素晴らしかった
こんにちは、てつです。
今日はブログ運営とかSEOの話しを離れて日常のことでも。
先日、九州国立博物館の東山魁夷展に行ってきました。
九州国立博物館は、福岡の大宰府というところに割と最近できた博物館です。
太宰府っていうのはかの菅原道真公が祀ってある場所です。
とても良い場所なので来福する際は一度訪問してみてください。
福岡の天神から電車ですぐに行けます。
梅ヶ枝餅美味しいですよ。
その大宰府からすぐ近くにある九州国立博物館で東山魁夷展が開かれていることでさっそく行ってきました。
いやー、なんというか・・・素晴らしいの一言です。
東山魁夷とは?
日本を代表する画家の一人で、彼の代表作の1つである「緑響く」は見たことがある人も多いのではないないでしょうか。
『緑響く』参照元:YPC | Yaezawa Print Collection Official Website
以前、吉永小百合さんのAQUOSのCMでも使われていましたよね。
もちろん「緑響く」も展示されています。テレビで見た時には綺麗な絵だなぁ位の感想でしたが、実際に見てみると圧巻の一言ですね。
思わず立ち尽くしてしまいました。
『水辺の朝』参照元:YPC | Yaezawa Print Collection Official Website
白馬を描いた絵が個人的にはとても好きで他の作品も魅入ってしまいましたが、他の作品もただただ素晴らしいの一言です。
『映象』参照元:http://www.kyuhaku.jp
どうやら自分は湖面に反射する景色を描いた東山魁夷の作品が好きみたいです。
こちらの映象(えいしょう)も素晴らしかった!
そのほかにも東京の風景を切り取った作品もありますが、自然を題材にした絵が息を飲むほど素晴らしい。
次の絵に移動しては「ハァ・・・」次の絵に移動しては「ハァ・・・」と来場者のため息だらけでした笑
前半は東山魁夷の絵画が展示されているのですが、後半は唐招提寺に収められた彼の襖絵が展示されています。
『濤声』参照元:http://www.kyuhaku.jp
襖を丸ごと持ってきていて現地の様子そのままに展示されていますが、こちらも圧巻の一言です。
東山魁夷は戦時中に熊本で爆弾を抱えて特攻する訓練をしていたそうですが、死期を悟った瞬間に熊本の景色を見て深く感銘を受けたと言われています。
今まで何度も見てきた景色だったけど、死を隣に感じた瞬間に見える世界が変わったと後に回顧しています。
この時の心境はいかばかりかと思いを馳せて展示された絵画を眺めていると、確かにぞくりとくるものがあります。
絵画を見ていた女性の中には泣いている人もいました。
没後もこうして遺した作品で人の心を鷲掴みにするってすごいな・・・
自分は泣きませんでしたが感動のあまり泣いている人を何人か見かけました。
この素晴らしさを文章でうまく表現できない自分がもどかしい。こういう時にさらりとコメントができるブロガーさんっていいですよね。本をたくさん読んで表現力も磨かねば。
おわりに
東山魁夷展は8/28まで開催されています。ちょうど夏休み期間なので人が多いですが、東山魁夷の凄さに圧倒されっぱなしの素敵な時間でした。
福岡在住の方や来福予定の方はぜひぜひ。