はてなブログにパンくずリストが導入されたよ!5秒で設定できるから今すぐ設定しよう
こんにちは、てつです。
スマホでtwitterをいじっているとこんなツイートを発見。
即導入 / “記事のカテゴリーを「パンくずリスト」として表示できるようにしました - はてなブログ開発ブログ” https://t.co/4fRTrOUB2n
— 桐生貴政@唄うブロガー (@mtkiryu) 2016年8月1日
ついにはてなブログでもパンくずリストが導入か・・・と思い、自分も即導入を決定。桐生さんありがとうございますmm
導入してみると簡単に設定することができました。ワンクリックでブログにパンくずリストが表示されます。
今回は、こんな感じで紹介していきます。
- はてなブログでパンくずリストを一発で表示する方法
- そもそもパンくずリストってなによ?
- パンくずリストがもたらしてくれるSEO効果
まだ自分はパンくずリスト設定していないっていう人は参考にしてみてください。
はてなブログでパンくずリストを設定する方法
さっそく、はてなブログでパンくずリストを設定する方法を紹介していきます。
方法っていってもめちゃくちゃ簡単ですよ。ほんとに5秒くらいで設定できます。
まず管理画面から、デザイン>カスタマイズ>記事に遷移します。
下に行くと「パンくずリスト」の項目があるので、ここをオンにするだけです。簡単ですね!
さっそくパソコンで確認・・・
記事上部にパンくずリストが設定されていますね。
スマホでも確認してみましょう。
スマホ側でもしっかり表示されています。
テーマや設定によっては表示が崩れる場合もあるらしいのですが、自分が使っているテーマ『CONTENTS』では問題なく表示されています。
追記:
レスポンシブデザインに対応していないテーマではスマホでパンくずリストが表示されないようです。
当ブログのテーマ「CONTENTS」ではレスポンシブに対応されているのでパンくずリストが表示されています。「CONTENTS」オススメですよ!
カテゴリを2つ以上設定した場合はどうなる?
ブログによっては1つの記事にカテゴリを2つ以上設定しているパターンもあります。
その場合はどうなるのでしょうか?その場合は先に設定したカテゴリが優先されます。
例えば、「ブログ運営」「ブログマネタイズ」の順にカテゴリ設定した場合は「ブログ運営」が運営されます。
「ブログマネタイズ」をパンくずリストに持ってきたい場合は、そちらを先頭に持って来ればOKです。
パンくずリストってなに?
ここまでパンくずリストの設定方法を紹介しました。実は、パンくずリストって個人的に思い入れのあるものなんですよねぇ。
それはまだhtmlとかcssとかよく分かっていない頃。何気なく立ち読みしたSEOの本で『パンくずリストはSEOに良い』みたいなことが書かれてあったんですね。
ヘッダとかフッタとかサイドバーとか直感的に分かるじゃないですか。あぁ、ここのことかって。
パンくずリストって単語を初めて知った時に「なんだそれ」というのが正直な感想でした。
全然パンくずじゃないやん・・・と思いました。その意味を理解するのに、けっこう時間がかかったのを鮮明に覚えています。
wikiのパンくずリストについての紹介を見てみるとこんな感じで説明されています。
パンくずリスト(breadcrumb list)は、ウェブサイト内でのウェブページの位置を、ツリー構造を持ったハイパーリンクの一覧として示すもの。
なるほど、全く分からん。
パンくずリストは簡単に言うと現在のページの所在地を読者に分かりやすくするものです。
例えばこの記事であれば、
『はてなブログカスタマイズ』カテゴリ内の、パンくずリストについて書かれた記事
という風になります。実際に記事上部を見てもらうとパンくずリストが表示されています。
カテゴリにあたる部分にはリンクが設定されており、クリックするとこのブログで言えば「はてなブログカスタマイズ」のカテゴリ一覧ページに遷移します。
はてなブログでは子カテゴリーがないので、構造がそんなに複雑なことになることはないですが、パンくずリストを設置することで読者の方にいまブログ内のどの位置にいるのかを伝えることができます。
そして、それは読者だけでなくGoogleの検索順位を決定するのに重要な役割を果たすクローラーにも同じことが言えます。
パンくずリストのSEO効果
パンくずリストがSEOに効果があるというのはずっと言われ続けていますね。
何が有効なのかシンプルに考えると、
- ユーザーが現在いる場所を正確に把握できる→ユーザーに優しいサイト・ブログ
- クローラーに巡回を促すことが可能になる
この2つのメリットがあるわけですね。
いやいや、今読んでいる記事の場所くらい分かるでしょ?と思うかもしれませんが、意外と訪問者は分からないものです。
特にカテゴリーが複雑になったり、規模が大きくなると現在いる位置や全体を把握しにくくなります。
開設後のブログならともかく、ある程度アクセスがあるブログになってくると一番訪問されているページがトップページになることはあまりありません。
トップページではなく個別の記事が1位に来ているサイトやブログの方が多いと思います。
ブログを家に例えてみると、全ての読者が玄関(トップページ)から訪問するとは限りません。
ほとんどの読者は屋根から来たり裏口から来たり窓から訪問してきます。家主(ブログ主)はそんな訪問者のために現在いる場所を教えるわけです。
現実ではこのようなことは起こりえませんが、ブログやサイトではよくあります。
特に初めて訪問してくる人は、自分がブログ内のどこにいるのか意外と分からないものです。
なので、現在位置を分かりやすく伝えるパンくずリストがある方がユーザーに親切なサイト設計になります。
余談になりますが、パンくずリストの名前の由来は、童話の「ヘンゼルとグレーテル」で道に迷わないようにパンくずを道にばら撒くシーンがありますが、そこから来てるらしいです。
読者が道に迷わないようにする配慮はクローラーにとっても同じことが言えて、パンくずリストのリンクから巡回を促すことができます。
そして、パンくずリストにはアンカーテキストも設定されるのでSEO効果も見込めます。
カテゴリーには狙っているSEOのキーワードを設定した方がいいですよ。
アンカーテキストの話しになるとまた冗長になるので、これはまた別の機会に。
これについてはバズ部さんが掘り下げて紹介しているので興味のある方は参照してみてください。
まとめ
色々と書きましたが、パンくずリストは設定することをオススメします。
これを設定することで劇的にアクセスが変わる!ような変化はないと思いますが、設定しておいて損はないです。
SEOに効果があるとか色々ありますが何よりユーザーのためになる設計なので、まだ未設定の方は導入を検討してみてください。