台湾の鬼月とは?夏の台湾は夜に外出しちゃいけない?
こんにちは、てつです。
8月16日から1ヶ月間台湾に行くのですが、メールでやり取りしている台湾人からこんなことを聞かれました。
『てつはなぜ8/16に台湾くるの?』
いや、なぜって・・・
航空券が安いのと、実家に帰省したりこっちの予定を絡めたらその日がベストだったというわけで特に理由はないなぁ。
そんな感じでメールを返信しました。
メール送った後、気になって
『その日は台湾でなにかイベントがあるの?』
とメールしました。
すると、返信で
『いや、1ヶ月台湾に滞在するって言ってたよね?ちょうど来るときは台湾のGhost monthって言われているんだけど・・・』
台湾のGhost monthとは?
Ghost month・・・だと?気になってすぐにGoogleで調べてみました。
すると、台湾は8/3~8/31まで鬼月っていう期間みたいです。
鬼月っていうのはあの世から先祖の霊が戻ってくると言われている月のことで、日本でいうお盆みたいなものらしいです。
日本ではお盆はすぐに終わりますが、台湾は期間が長いですね。
参考サイト:祭やイベント/sub/鬼月 (中華文化) - Wikitravel
無縁仏などが現世に生きる人をあの世に引き込むとか、現世でいろいろ悪さをするみたいでこの時期は大人しくしてた方がいいよと忠告されました。
実際に忠告されたのはこんな感じ
- 夜出歩くな
- 海・川に行くな
- 山も行くな
えー・・・
確かに日本でもお盆の期間は海とか川に行くなとか言われますよね。
海・川は興味ないけど、ナイトマーケット行きたいし、九份にも行きたいんですよね。
九份ってのは千と千尋の神隠しのモデルになったと噂されているところですね。
ここ行ったこと記事にしてブログ記事1個完成だぜグヘヘ、ってゲスい考えを持っていたのですが、鬼月は行かない方がいいよって言われました。
行くとしたら9月に入ってからですね。
あと、8/17の中元節では家族が外にテーブルを出してそこに食べ物を置くらしいのですが、それも写真に撮らない方がいいよと忠告されました。
これは先祖のためにお供え物をあげているらしいです。
なるほど、この情報なかったらバシバシ写真に収めて台湾人から失礼な日本人だなと思われていたかもしれません。
しかし、鬼月が終わるまであまり夜外に出れないのは痛いな・・・
他の台湾人にも気になって質問してみました。
『鬼月に日本人が夜ご飯食べ行こうよ!っていうのは失礼になる?』
回答は、
『気にする人もいるしいない人もいる、その人次第じゃないかな。ちなみに私は鬼月になってから夜は外出していないよ』
鬼月関係ないよ!ってバンバン外に出るのもありですが、その台湾の友人が真面目に忠告してくれているので素直に言うこと聞いておこうかと。
台湾人の友達たくさんいるわけじゃないのですが、今連絡取り合っている台湾人めちゃくちゃ優しいです。これが台湾人のデフォなんですかね?
滞在先どうするの?って聞かれてこことここで悩んでいるって言ったら、OK実際に現地行ってみて建物の外観とか立地とか見てみるよ!って神様ですか。
よくしてくれる人なので忠告は素直に聞こう。そして、なにか日本のお土産を買っていこう。
やっぱり博多のお土産と言ったら通りもんかな。
来福してお土産どうしようかなと考えている人は通りもん一択で間違いないです。
あ、でも夏に通りもん食べたら口の中がパッサパサになるので、夏のお土産としては避けた方がいいかも。
まとめ
というわけで、夏に台湾旅行する方はこの期間は鬼月っていうことを頭の隅っこに入れておいて損はないと思います。
ちょっと大袈裟な・・と思いましたけど、少なくとも自分が連絡取っている台湾人達は鬼月や霊に対して日本人とはちょっと違う感覚なのかなと感じました。
何も知らずに海連れてってー!山連れてってー!夜ご飯行こうぜー!とか言っちゃうと相手を困らせてしまうかもしれませんね。
一言、鬼月っていうのがあるって聞いたんだけど大丈夫?って挟むだけでも違ってきますよね。
あと8/17の中元節もテーブルが外に出てきているからと言って、あまり写真をバンバン撮るようなことは控えた方がいいかもしれませんね。
実際に台湾行ってみて鬼月の現地の状況をまたブログに書きたいと思います。それでは今日はこの辺で。