炎上商法終了のお知らせ。攻撃的な記事は低品質コンテンツとみなされるよ

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こんにちは、てつです。

 

先日、Googleが公開しているガイドラインに変更があったようで。

 

攻撃的なコンテンツに追加して人種差別やフェイクニュースなどのコンテンツも検索エンジンから低品質なコンテンツとして認識されるようになる、という方向で動いているみたいです。

 

Googleのガイドラインの変更

Googleが公開している検索品質のガイドラインでも明記されていましたが、さらにそれらの項目が拡大したといった感じでしょうか。

www.seroundtable.com

 

人を不快にさせるようなコンテンツが検索結果から弾かれるのは良い傾向ですね。

内容が正確でないコンテンツもけっこう問題になっていて(フェイクニュース問題)、アメリカの大統領選の時もけっこう問題になりましたね。

www.advertimes.com

 

Facebookでもフェイクニュースがガンガン拡散されまくって問題になっていました。

 

人間側が記事を読んで、「なんかこの記事煽っているな・・・」とか「これ嘘でしょ」と感じるのは比較的簡単ですが、まだそこまでのアルゴリズムはないみたいなので、検索結果からそういったコンテンツが弾かれるのは先の話しになるとは思います。

でも、この流れは個人的には大歓迎。

 

人種差別や内容が正確でないフェイクニュースが弾かれるのは当然として、その流れで炎上目的の記事もどんどん除外してほしいです。

 

炎上商法は終了の時代へ

筆者の意図とは違ったところで解釈されて、結果的に炎上になるケースっていうのは仕方ないと思います。

 

言葉って難しいもので文章にするとなおさら間違った意図で伝わったりして、解釈される場合もあります。

 

はてなブログでも時々、人気エントリーに入った記事を見ると筆者の思いとは裏腹に炎上→記事削除 or ブログ閉鎖っていうのは時々ありますよね。

 

でも、ここで言っているのは最初から炎上狙いのコンテンツで注目を集めようとする記事のこと。

 

なぜ、意図的に炎上させるのかと言うと、炎上することでアクセスを稼げて収益に繋がるからですね。

 

しかも瞬間的なアクセスだけではなく、そこからリンクも増えたりして長期的に見てアクセスが増えたりします。

 

リンクを貼り付けた人は怒りのリンクなわけだけど、結果的にはリンクビルディングに貢献しちゃっているわけで・・・

現状、Googleはそれが支持のリンクか負の感情によるリンクか見分けるアルゴリズムはないようですし。

 

 

何をもって攻撃的なコンテンツと判断するかは難しい

Googleのガイドラインに攻撃的なコンテンツや正確性が担保されないコンテンツに対する評価の記述が追加されたのは歓迎すべきことですが、現状それらを判断する革新的な技術が確立されたわけではありません。

 

確かに何を以って攻撃的なコンテンツ、正確性が担保されていないコンテンツを判別するかは難しいですよね。

 

読んで感情的に「この記事は不快だ」と判断するのは割と簡単ですが、攻撃的でも社会に対して問題提起をしている記事もありますし(保育園落ちた日本ryとか)、線引きが難しい。

 

Googleはこれらのコンテンツに対して、現状はフィードバックといった形で人的リソースによるものに頼っていますが、どうなるんですかねぇ。

 

人口知能が発達して検索エンジンが自ら思考し、結果を返すようになるんでしょうか。

 

その時は人間の感情とかもアルゴリズムに組み込んで、炎上による負のリンクビルディングでページランクが上がっているコンテンツは軒並み圏外に飛ばされたりするのかな。

 

A8ではコンテンツが薬機法、著作権に違反していないかのサービスを開始

ちょっと本筋とは逸れますが、国内の大手ASPでもあるA8がバナーやコンテンツが薬機法(旧、薬事法)や著作権法に違反していないかを専門家がチェックするサービスを新しく開始しましたね。

www.fancs.com

 

これはWELQ問題などに絡んで起こった動きだと思いますが、健全なコンテンツに向かっていこうとする流れなんだなぁと感じます。

 

イタチごっこな部分もありますけど、こういったサービスも面白いですよね。

 

 

おわりに

色々書いたわけですけども、言いたかったのは意図的に炎上を仕向けるような炎上ビジネスはそろそろ止めた方がいいよってことを言いたかったわけです。

 

明らかに意図的に炎上を狙ったコンテンツは見てる側も気持ちがいいものではないですからね。それでは今日はこの辺で。