発リンクで検索順位が上昇?ぶっちゃけ発リンクってSEO的にどうなのさ?
こんにちは、てつです。
今回は発リンクがもたらすSEO効果について。今日はSEOっぽい記事になります。
リンクは周知の通り、検索順位を決定づける要因になりますね。
これはGoogleの中の人も、
『検索順位を決定づける大きな要素はコンテンツとリンクだ』
と述べています。Googleの中の人が指しているリンクとはいわゆる被リンクです。
その昔は被リンクを貼りまくれば検索順位を押し上げる効果があると、SEO業者が外部リンクを販売していましたが今ではペナルティに引っかかります。
被リンク貼りまくれば検索順位が上がるとか素晴らしい時代があったもんだ。
今回はこんな感じで、はてなブログを利用する際に知っておくとSEOに効果があるかもしれない『リンク』について掘り下げていきます。
被リンク?発リンク?そもそもリンクってなにさ?
リンクの効果を紹介していく前にリンクについておさらいを。
リンクって言うのはいわゆるこれですね。
構図は当ブログMUTANT→Yahoo!に向けてリンクを貼っています。
MUTANT側からするとリンクを発信しているので、発リンク。
Yahoo!側からするとリンクを貰っているので被リンクとなります。
Yahoo!側からすると被リンクをもらうとサイトの評価が上がるので、これがプラスとなり検索順位を押し上げるというわけです。
まぁ、Yahoo!のような巨大サイトならリンクの一つ二つ貰っても何ともないですが、規模の小さいサイトやブログは被リンクが増えてくると検索順位の上昇を肌で感じることができます。
発リンクはSEO的にはマイナス?
ここまでで、リンクを貰うこと(被リンク)はSEO的に有利になることを紹介しました。
それでは、リンクを貰う側ではなくリンクを送る側(発リンク)はどうなのでしょうか?
これってけっこう議論されているのですが、発リンクはSEO的にマイナスとかいう意見もありました。
発リンクをした時点でドメインジュースが相手側に流れるっていう考えですね。
ドメインジュースっていうのは簡単に言うとそのサイト(やブログ)の評価のようなものです。
ちなみにGoogleの中の人は発リンク自体はSEO的に効果はないと言っています。
ただ、気になるのはその発言の中で
発リンク自体は評価しないがコンテンツの品質向上に役立つかもね。そっちの意味でコンテンツの品質が上がり検索順位上がることもあるよ
とも発言しています。
これってどういうことなのでしょうか?例を挙げて説明してみます。
例えば、私がダイエットに特化したブログを運営しているとします。
夏も近いので腹筋をバキバキに割るための記事を書きました。こんな感じの記事。
『夏間近!1ヶ月でプニプニ腹からバキバキ腹筋になるためのメソッド10選』
記事の中では実際にどういった食事メニューや運動をこなしたかというものと、実際の写真をビフォー・アフターで掲載しました。
コンテンツとしては良さげな感じがしますが、さらに自分が腹筋を割るために参考にした記事をリンクとして載せれば、読者からするともっと質の良いコンテンツになりませんか?
これがGoogleの中の人が言っていた発リンクを活用することによるコンテンツの充実です。
Youtubeに乗ってた腹筋動画を参考にしました!とだけ書くよりも、この動画を参考にしました!とリンク付きで紹介した方が読者に親切ですよね?
ダイエットメニューを参考にしたサイトがあれば、そのレシピが載っているサイトもリンク付きで紹介した方が読者にとって親切だと思いませんか。
こういった点から発リンクはコンテンツの充実に一役買い、結果として検索順位を押し上げる効果があると考えられています。
実際に発リンクの効果を検証した会社があった
ここまでだと、「なるほど、発リンクはSEO的に効果がありそうだなぁ」って感じですよね。
本当に効果があるのか実際に検証した会社が海外にありました。
Reboot Online Marketingという会社が行った実験なのですが、実験内容を要約すると以下の通り
- 検索上に存在しない造語を作る(phylandocicなど)
- その造語をコンテンツに含んだサイトを10個作成
- 10個のうち5個のサイトは発リンクを活用する
- 一定期間置いた後、造語(phylandocicなど)で検索してみる
結果はどうなったと思いますか?結果は10サイト中、発リンクを使った5個のサイトが上位表示される結果になりました。
実際の検索結果がこちら
うーん、これは興味深い結果ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。発リンクはSEO的に有効であるという認識でいいと思います。
注意したいのは、発リンクはただ貼ればいいというものだけでなくコンテンツのテーマに沿ったものを紹介するということです。
ダイエット記事なのにいきなり、
地獄のミサワ紹介されても、読者からすると『なんでここでミサワだよ!』ってなりますよね。
記事内で言及している内容と同じテーマを紹介する、つまり記事をさらに深く掘り下げる感じで発リンクをすると、コンテンツの質が上がるという認識ですね。
けっこう検索上位の記事を見ていると発リンクをうまく活用している記事もよく見かけます。
今回、色々とリンクについて書きましたが結局のところは読者にとって有意義な情報が掲載されているサイト(ブログ)は発リンクをした方がいいよってことです。
それはSEO云々ではなく、読者を第一に考えた時に自然と出てくるものですよね。
それが結果として優良コンテンツと認識されるわけですね。
皆さんも発リンクをうまく活用してみてコンテンツを充実させてみてはいかがでしょうか。それでは今日はこの辺で。