はてなブックマーク機能とは?通称、はてブの使い方をまとめてみる
こんにちは、てつです。
WordPressやライブドアブログ、アメーバブログからの転校組やそもそも初めてブログを始める人からするとはてなのブックマーク機能(通称:はてブ)という機能は少し分かり辛いかもしれません。
実際に私がそうでした。(WordPressからの移行組なので)
そこで今回は、知識0からはてブを理解するために様々なことをまとめてみます。
そもそも、はてブってなに?
そもそもはてブって何でしょうか?ブクマと呼ばれたり、はてブと呼ばれたり様々ですが、これは読んだ記事を後で読み返せるように付ける目印、しおりのような機能です。
はてなの公式では以下のように説明がされています。
はてなブックマークは、オンラインにブックマークを保存・公開することで新しい体験ができる、ソーシャルブックマークです。はてなブックマークを利用すると、インターネットの情報をより深く理解でき、良質なページをより少ない時間で見つけられます。ブックマークすることで、知らないだれかと価値を共有するのは、すばらしいことです!
ユーザーが記事を読んだ時に、この記事は将来役立ちそうだからブックマークして後で読もうという時に使うことができます。
さらにブックーマークに対してコメントを残すこともできるので、コメント代わりに使っているユーザーも多いです。
一応、はてなブログではコメントを投稿する機能もあるのですが、ブクマを使ってコメントを投稿する人が多いですね。
通常のブックマーク機能とは違い、ソーシャルブックマークという部類に入るので、あなたがブクマしたお気に入りは他の人も閲覧できる仕様になっています。
ちなみに、はてなブックマークの機能は、はてなブログの機能ではなく、はてなブックマークという単体の機能なのでブログを開設していないユーザーも使うことができます。
はてなブックマークの使い所やメリット
はてなブロガーでなくても利用できるこの機能ですが、はてなブロガーはうまく活用すると強力な機能となりえます。
はてなブロガーに利点のある機能としては、
- 情報収拾、整理のため
- 他ブロガーとの交流
- 記事がバズるための着火剤
特に下2つはブロガーとしてメリットのある機能だと思います。
先ほども紹介したように、はてブを付ける時にはコメントも付けることができるのでここで他のブロガーさんとの交流が生まれます。
書いている側としては、自分が書いた記事にコメントが付けられるのは嬉しいことなのでブログを続けるモチベーションにもなります。
もう一つのメリットは、はてなブックマークが一定数付くとその記事が新着エントリーに掲載され、そのままブクマが付けば人気エントリーに掲載されることです。
スマートニュースというニュースアプリにも掲載されたりします。
これが起こると、通常とは違う大量のトラフィック(アクセス流入)があります。
はてなブックマークの使い方
はてなブックマークの使い方は難しいところはありません。登録→記事を読む→お気に入りの記事をブックマークする、この流れです。
はてなブックマークに登録する(はてなブロガーは不要)
はてなブログをすでに始めている人はアカウントをすでに持っているので登録は不要です。
まず、はてなの公式サイトにアクセス。
必要事項を入力してユーザー登録を済ませるだけでOK。
記事をブックマークする
はてなブックマークに登録後、ログインをすることで記事をブックマークできるようになります。
ほとんどの記事では前後にシェアボタンを挿入しているので、このボタンからブックマークすることができます。
コメントがあれば、コメント欄に。チェックを入れれば、自分が付けたブックマークをTwitterやFacebookにも共有することができます。
もし、自分が付けたブックマークをオンライン上で公開したくない場合は非公開にチェックを入れると非公開設定にできます。
なお、はてブボタンがない記事でも追加・アプリの箇所から追加することができます。
ブクマするURLを入力するだけでOK。
ブラウザの拡張機能を使っても追加することができます。
はてなブックマークした記事を見返す
はてブした記事はあとで見返すことができます。
はてなのログイン画面上のブックマークの箇所からブックマーク画面に移動できます。
はてブはx個付けばバズる
新着エントリーや人気エントリーに掲載される条件はある程度予想できます。
はてなの中の人ではないので、あくまで経験則に基づく予想になりますが大事なのは、時間とブクマの数です。
例えば、新着エントリーに掲載される条件として3つのはてブを貰うことが条件と言われています。
ただし、はてなの独自アルゴリズムに基づくものなので必ずしもこの限りではないという情報も。
最近はてブ3つでも新着エントリーに載らないからはてなに問い合わせてみた - MinimalLife
そこからブックマークが順調に増えていけば人気エントリーに掲載されるようになります。
- 10~20ブクマ:カテゴリー別の人気エントリーに掲載
- 20~30ブクマ:総合カテゴリーに掲載
- 50~100ブクマ:カテゴリー別の人気エントリーと総合カテゴリーの両方に掲載
ただし、はてブ以外のシェア率(FacebookやTwitterなど)も加味されています。
よく人気エントリーに掲載されているけど、ブクマはそんなに付いていないという記事はそのためですね。
自分の記事にはてブを付ける(セルクマ)のはOK?
自分で自分の記事にブクマを付けることは、セルクマと呼ばれています。(セルフブックマーク)
これは問題ないのか?という話しですが、セルクマは問題ありません。
これは、はてな自体が認めている行為なので記事を公開後にセルクマをしても問題ありません。
なお、ご自身が運営するウェブサイトを自身のアカウントでブックマークする行為については、特に問題としておらず、表示制限措置や利用停止などの対象とはしておりません。
はてなブックマークにおけるスパム行為の考え方および対応について - はてなブックマークヘルプ
しかし、自分で複数のはてなブックマークアカウントを作成し複数のセルクマを付ける行為は認められていません。
スパム認定されてしまうと、正規のルートではてブを取得した場合でもエントリーに掲載されないので、このような行為はやめましょう。
意図的な相互ブクマは取り扱い注意
セルクマ以外に相互ブクマというものがあります。
これは、知り合いのブロガーさんの記事にブクマを付けて相手からもブクマを貰う(相互)というもの。
近しいブロガーさんにはブクマを付けたいところですが、これもやり過ぎるとちょっとした問題になるのでご注意を。
現在はエントリーの条件も見直されていますが、過去にはブクマをとりあえず付ければエントリーに掲載されるという時期がありました。
この時に取られていた手法が、仲間内でブクマを付けあって無理やりエントリー入りするというもの。
面白くもない記事がエントリーを独占することが多くなり、ちょっとした問題になりました。これは、「はてな互助会」とも呼ばれています。
はてなブログの互助会へ2週間潜入した感想 - めっちゃええやん
とは言っても仲の良いブロガーさんにはブクマコメントを残したいのも事実。
意図的なブクマと相互ブクマは表裏一体ですが、やり過ぎはほどほどに。
おわりに
今回は、はてなブックマーク機能の紹介から始まり使い方や運用に関しての注意点を紹介しました。
私は元々、WordPressが入りでしたが、はてなブログを利用するメリットとして、はてなブックマークという機能は重要度が高いと思っています。
少し専門的な話しになりますが、SEOの観点でも恩恵がありますしね。現在は、はてなのドメインパワーも弱くなっていると言われていますが、全く効果がなくなったというわけではありません。
情報収拾や、他ブロガーさんとの交流としてうまく使うことをおすすめします。それでは今日はこの辺で。