【画像付き】アメリカ渡航に必要なESTAの申請方法を詳しく解説するよ
こんにちは、てつです。
来月に2週間ほどサンフランシスコに行くことになりましてESTAの申請をしました。
ESTAっていうのはアメリカが導入している電子渡航認証システムのことで、アメリカに行く際には申請が必要になります。
以前、ハワイに行った時は旅行代理店の人が全部ESTAの手配をしてくれたと記憶していますが、今回はパスポートも新しくなっているので、改めて申請することに。
でも、「ESTA 申請方法」とかで検索するとESTAの公式サイトのようなページがヒットするんですけど公式サイトではなくて申請代行のサイトなんですよね。
自分で簡単にネットから申請できるのに代行手数料含めて7000円くらいかかるので、これはイカンと思い備忘録を兼ねてメモします。
ESTAとは?ESTAの申請に必要な物
ESTAとは、Electronic System for Travel Authorizationの略称でありアメリカの電子渡航認証システムを指します。
うーん、分かり辛い。
簡単に言うと、ビザなしでアメリカに渡航できる人間がテロなど危険がない人物か否かをチェックするシステムです。
ビザを持っている人はESTAの申請は必要ありませんが、今回の自分のケースのように短期の渡航(商用、観光)でビザを取得しない場合にはESTAの申請が必要になります。
前回のハワイ旅行は旅行代理店を通じて申請したので、全て代理店の方が申請してくれました。
今回は航空券や宿の手配は全部自分で行ったので、ESTAの申請も自分でする必要があるってわけです。
さっそくESTAの申請をやっていきますが、必要なものは以下です。
- クレジットカードもしくはペイパル(申請料の支払いのため)
- パスポート
それではさっそくESTAの申請をサクッとやっていきましょう!
ESTAの申請方法
まず、ESTAの公式サイトにアクセスします。
Home | Official ESTA Application Website, U.S. Customs and Border Protection
公式サイトは全部英語なので日本語版に切り替えましょう。
次に画面右側の「新規の申請」をクリック。
新規の申請をクリックするとグイッと下側にスクロールするので、「個人による申請」をクリックします。
セキュリティに関する通告も「確認&続行」をクリックします。
ここからは6つのステップで進行していきます。
1)免責事項
このステップは特に説明不要ですね。サクッと免責事項を読んで同意し次のステップに進みます。
2)申請者の情報
ここはパスポートを手元に置いて間違いがないように入力していきます。間違っても「山田太郎」のように漢字で入力しないように!あとローマ字の表記ミスもしないようにパスポートとにらめっこしながら入力します。
下にスクロールすると別称を通用していますか?とありますが、「いいえ」を選択。
別称を通用している場合は「いいえ」で必要情報を入力していきます。
その下の欄はパスポートに記載されている情報をベースに埋めていきます。
出生した市区町村名は例えば福岡市なら「Fukuoka-shi」と入力します。出生した場所がよく分からない人は「UNKNOWN」と入力してもOKだそうです。
パスポート番号はパスポートの顔写真があるページの右上にある旅券番号/Passport No.の箇所ですね。
発行月はパスポートに英語で書かれています。例:1 JUN 2000→2000年 6月 1日
ん?JUNって何月だったかな?という人はこちらのサイトに載っていますので参考にしてください。
どこか他の国からパスポートを発行したことはありますか?→いいえ
別の国の市民ですか?もしくは以前に別国の市民でしたか?→いいえ
あなたはGEのメンバーですか?→いいえ
これはアメリカの入国審査を爆速で終えることのできる特別なメンバーシップみたいです。
持っていない人がほとんどだと思うので、いいえを選択します。
参考:GEグローバルエントリー・メンバーシップ登録について※日本国籍渡航者は対象外 | 渡航先の出入国情報、ビザ・渡航認証申請代行サービス | インソリューションズ
次に両親の欄を入力します。もし、親の名前が分からない場合は「UNKNOWN」と入力でOKだそうです。
あなたの連絡先情報では住所や電話番号、メールアドレスを入力していきます。
ここら辺が慣れないので詳しく説明します。
例えば、福岡県中央区赤坂1-1-1-101のような場合は上記です。
携帯番号も少し分かり辛いですね。
先頭に81を付けて入力します。81っていうのは国番号みたいなもので、海外の人が日本の携帯番号に電話をかける際は先頭に81を付けて0と差し替えれば電話をすることができます。
電話番号の入力欄にある『+81』ってなに? | エンジニアの休日
例えば、090-1234-5678の場合は 81 9012345678です。 頭の0を81に入れ替える感じですね。
ソーシャルメディアはオプションなので、面倒だからスルーしました笑
GithubとかInstagramなどの項目があるので入力したい方はどうぞ笑
SNSでアメリカをディスったり過激な発言をしていたらESTAの申請否認されるのかな・・・
次に勤務先情報を入力していきます。役職名や会社の電話番号は必須ではないので任意です。株式会社という意味のInc.を入力しています。
3)渡航情報
次に渡航情報を入力していきます。今回の旅程は乗り継ぎでなく、米国自体への渡航などいいえを選択。
そして、米国内の連絡先情報を入力していきます。これはホテルなど滞在先の情報ですね。ホテルのホームページなどから情報を引っ張ってきましょう。
米国滞在中の住所と上記で入力した連絡先情報は同じケースが多いと思うので右上の「連絡先と同一」にチェックを入れると二度入力しなくてOKです。
米国以外の緊急連絡先は親族の連絡先などでいいかなと思います。
私は親の情報を入力しました。
4)適格性に関する質問
次は適格性に関する質問です。ここは、項目に回答するだけなので簡単です。あと少し!
ここは病歴や犯罪歴などですね。何もなければ項目は全ていいえになると思います。
申請内容に関する証明にチェックを入れます。
その下の第三者による代理申請の〜は本人の申請の場合はチェックを入れません。
5)申請内容の確認
最終的な入力情報に誤りがないかここで確認します。
ローマ字表記や、パスポート番号、期限など間違いがないかここで念入りに確認します。
6)支払い
支払いはペイパルかクレジットカード/デビットカードで支払うことができます。金額は14ドルです。断然、自分で手続きする方が安いですね。
クレカ情報を入力して支払いを完了するとこんな感じの画面。
最終的に情報を入力し、支払いが完了するとこのような画面になります。
結果は72時間以内に分かりますが、再度確認するためこの画面はダウンロードか印刷しておきます。
ESTAの認証確認方法
申請直後は認証がおりていないので、時間を置いて確認します。
翌日、アクセスしてみると無事に認証がおりていました。
ESTAの審査がパスしているかどうかは簡単に確認できます。
まず、もう一度ESTA公式サイトへアクセスします。
Home | Official ESTA Application Website, U.S. Customs and Border Protection
既存の申請内容を確認をクリック。
画面が下にスクロールするので、個人申請の状況確認をクリック。
パスポート番号、生年月日、申請番号を埋めて申請の検索をクリックします。
無事に認証が通っていますね。お疲れ様でした。
おわりに
アメリカへの渡航に必要なESTAの申請について紹介しました。
自分で申請すると申請費用分の14ドルで済みますが、ESTAの代行にお願いすると全部で7000円位かかります。
サクッと自分でやっちゃった方が早いし、日本語の画面も用意されているので簡単に申請することができます。
航空券もホテルも手配して、いざアメリカへ〜となってESTAの申請忘れてたとなると洒落にならないので、ビザなしの渡航の場合は忘れずに。それでは今日はこの辺で。