はてなブログにAMPが導入されたよ!メリット・デメリットは?
こんにちは、てつです。
先日、はてなブログの管理画面を見ていたら今まで見たことのない項目が追加されていました。
『え?はてなブログってAMP使えるの?』と思いましたが、6/6に公式のブログでアナウンスされていたようですね。
このAMPって導入するとメリットがある人や、逆にデメリットになる場合も・・・
今回は、はてなブログで追加されたAMPについて紹介を。
ちょっとAMP気になってた!という人は参考にしてみてください。
そもそもAMPってなに?
AMPの話しをする前にまずAMPについて軽く説明を。
ネットの説明ではこんな感じで説明がされています。
AMP(Accelerated Mobile Pages)とはGoogleとTwitterで共同開発されている、モバイル端末でウェブページを高速表示するためのプロジェクト、またはそのためのフレームワーク(AMP HTML)のことです。
なるほど、ちょっと分かった。
簡単に言うと、モバイルでブログやサイトにアクセスした時に通常の表示よりも爆速で表示してくれるようになるというものです。
どれだけ早くなるかと言うと、データ量が1/10になり4倍ほど高速になるようです。
特にスマホのネット環境は不安定なので、ブログやサイトが爆速で表示されるとユーザーとしてはありがたいですよね。
AMPってSEOに効果があるの?
AMPの話しになるとよく聞くのがAMPを導入したサイトはSEOに強くなるのかという話しです。
一応、Googleは現段階ではAMPを導入したからといってそれがランキング要因に直結するとは『今の所、考えていない』と発表しています。
意味深ですねぇ・・・将来的にはAMPを導入しているサイトがモバイル検索で上位表示されるようになるんでしょうか。
現在はAMPを導入するとSEOに効果があるのかどうかは未知数です。
ただ、ページの表示速度はユーザビリティの観点からしても重要な指標なので、ページの表示速度が早くなるのはいいことですよね。
公式でもアナウンスされているように発表会の場を設けたりしてかなり力を入れている様子がうかがえます。
そのAMPがはてなブログでも使えるように
そして、とうとうこのAMPがはてなブログでも使えるようになりました。
はてなブログPRO版を契約しているユーザー限定になりますが、使い方はとても簡単です。
管理画面の『設定』>『詳細設定』>『AMP』のチェックボックスにチェックを入れるだけです。
チェックを入れた後は忘れずに最下部の『変更する』ボタンをクリックしましょう。
これだけで、はてなブログにAMPの設定ができるわけです。運営さんありがとうございます
実際はクローラーが情報収集してから検索結果に反映するまでタイムラグがあるので、変更結果が反映されるまで数日程度かかる場合もあります。
AMPは設定すべき?
ここまでAMPの魅力を書いてきましたが、結局AMPははてなブログに導入すべきでしょうか?
個人的にはAMP導入は慎重になった方がいいと思います。
というのも、AMPは表示速度を爆速にするためにJavascriptに大きく制限をかけています。
そこはこれからの課題なのですが、はてなブログ公式でもこのようにアナウンスがされています。
記事中のJavaScriptは反映されません。このため貼り付けた広告などが表示されないことがあります
これはかなり痛い・・・アドセンスは広告を貼り付ける時にJavascriptで書かれたコードを貼り付けるんですよね。なので、AMPに対応するとアドセンスが表示されない可能性があるということです。
ASPで取得したリンクを貼り付けているだけなら表示に問題なさそうですが、ブログ収益のメインがアドセンスっていう人は現段階においては、導入は難しそうですね。
あと、こんなのもありました。
はてなブログのデザインテーマは反映されません
デザイン設定でカスタマイズできるサイドバーモジュールや、HTMLの自由記述(記事上下、ヘッタ、フッタなど)は配信されません
AMPで表示されたモバイルのページでは設定したデザインが適用されないみたいですね。
ちなみに記事中のstyle属性も反映されません。
AMPを導入することによって得られるメリットとデメリットを天秤にかけながら様子を見る感じでしょうか。
別にアドセンスとかはブログに貼り付けていないし、その予定もないという人はAMPを導入する価値はあると思います。
まとめ
AMPが導入されたと知って喜んでいましたが、よくよく調べてみると導入に関してのデメリットも決して少なくはないようです。
特にアドセンスを貼っている人などは注意が必要ですね。モバイルページの表示速度が爆速になるのは魅力的ではありますが、導入はじっくり検討した方が良いと思います。
はてなブログのAMP導入は現在、β版とのことなのでこれから改善されていくと思いますが、人によっては様子を見た方が良いかもしれませんね。