記事を書く時に意識している6つのこと

こんにちは、てつです。

ブログやメディアの記事を書く時、色々な書き方があると思います。

10人いれば10通りの書き方があり、どれも正解はなく書きたいように書けばいいわけです。

しかし、全くの0から記事を書き始めると「そもそも、どう書いていいのか分からない。」という状況に陥る場合もあります。

今回は私自身が記事を書く時に意識していることをまとめて紹介します。

ブログを書き始めたけど、記事の書き方が確立していない人の入り口として参考になれば。

記事を書くという行為を普通は人生の中で経験しない

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先日、新しく雇ったスタッフに記事の書き方を教えていました。

一通り教えて「じゃあ、やってみよう」と様子を見ていましたがパソコンの前で10分以上フリーズ状態。

いったん作業を止めて話を聞くと

「記事を書くことはなんとなく理解できるけど、何をどう書けばいいのか出てこない。そもそも何が分からないのかが分からない。」

という答えが。

なるほどなー、と妙に納得してしまいました。

私も初めて記事を書いた時は、よく分からず感覚で書いていたなと。

そもそも人生の中で記事を書くなんて行為、ほとんどの人が経験したことないですよね。

感覚で教えるのではなくしっかり言語化して教えた方がいいなと思い、改めて自分の中で要点をまとめて記事の書き方を説明しました。

それから次第に記事の精度が上がっていったので、要点だけをまとめてアウトプットを兼ねて共有します。

注意点としては、ブログの書き方というよりWebライティング寄りの書き方になります.

(ブログは個人が好きなことを書く場所なので)

でも、参考になる部分もあると思うのでブログを始めようと思っている人、ブログを始めたばかりの人の参考になると嬉しいです。

 

1記事1テーマの原則

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まず、記事を書く前提条件として1記事1テーマの原則をオススメします。

特にメディアは1記事1テーマ1キーワードが大原則です。ブログは自分の好きなことを書けばいいわけですが、情報が散らかり過ぎるとただの雑多な日記になり「結局、何が言いたいのか?」と焦点がぼやけてしまいます。

 

1記事1テーマの原則はSEOの面からも非常に有効的なアプローチです。

SEOというのは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略で、簡単に説明すると特定のキーワードの検索で上位表示しようぜ!というものです。

SEO対策(検索エンジン最適化)とは | SEO基礎知識 [SEO HACKS]

 

ブログでもSEOを意識すると、アクセスが安定しマネタイズも容易になります。

1記事1テーマの何がSEOにとって良いアプローチかと言うと、1つの記事に複数のテーマやキーワードを散らばせるよりも、1つのテーマ(キーワード)に絞った方が上位表示されやすいからです。

「1ページにコンテンツは1つだけ」/Googleが念押し

 

いきなりSEOを意識すると、訳が分からなくなるのでとりあえず

1記事にごちゃごちゃと書かない。テーマは1つに絞る

ということを意識してみてください。

 

1番大事なのは、読者を想像する

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SEOやらなんやら言いましたが、記事を書く時に1番大事なことは

「読者を想像する」

これに尽きます。

 

記事を書く時に、そのテーマで何を読者に伝えたいかを想像する。なんなら読者をより具体的に想像して記事を書く。

27歳の男性で副業になればと思いブログを始めた。はてなブログを開設したけど、記事をどう書いていいのか分からない。

こんな感じで、読者像を掘り下げその人が何を欲しているのか?どう伝えればいいのか?その人の疑問に答えるアンサーは?と頭の中で想像を膨らませます。

 

これはペルソナマーケティングの手法に似通っていますね。

今さら聞けない!「ペルソナとは」基礎知識とその重要性について|ferret [フェレット]

 

読者像を絞り、その人が満足できる記事を書けば、その人と同じ悩みを抱えているであろう(100人、1000人の)ユーザーの悩みも解決できるよねっていう考えです。

 

記事は見出しから書き始める

ところで、記事を書く時はどういう流れで書いていますか?

タイトル→見出し→本文→見出し→本文...略...締めの文と上から順に書いている人が多いと思います。

 

ここでオススメしたいのは、見出しから書き始めることです。

 

仮タイトルでテーマや方向性を決めて、見出しから最初に書き始めることで記事全体を俯瞰することができ、途中で記事の構成や流れを改めて考えることを減らすことができます。

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仮タイトルを決めて見出しで全体像を決める

 

いきなり頭から下に向かって書くよりも、まず見出しで大枠を決めて書き始める方が効率が良いです。

見出しを配置したら、あとは上から順にその見出しに沿った項目を埋めていくだけです。

  1. 仮タイトルを決める
  2. 見出しを列挙する
  3. 各見出しの本文を書く
  4. 最後に本タイトルを決める

この流れにすることで、ライティングが途中で止まることは少なくなると思います。ぜひ、お試しあれ。

 

タイトルの付け方で意識していること

全ての文章を書き終えた後は本タイトルを決めます。

そのコンテンツに合ったタイトルを付けるわけですが、ここで2つの簡単なテクニックを紹介。

  • タイトルに数字を入れる
  • タイトルで質問を投げかける

 

タイトルに数字を入れる

人間というのは不思議なもので、数字が入ったタイトル(キャッチコピー)に惹かれる傾向にあるようです。

「記事を書く時に意識していること」

「記事を書く時に意識している『たった3つの』こと」

ちょっとした違いですが、数字を入れた方がなんとなく読んでみようという感じになりませんか?

 

「私がダイエットを成功させた方法」

「ダイエットを始めて2ヶ月で-4kgを実現させた3つの方法」

意識してWeb広告を見ると、キャッチコピーに数字を入れている広告は多いです。

 

タイトルで質問を投げかける

時にはタイトルで読者に質問を投げかけるのもオススメです。

「糖質ダイエットのデメリットについて」

「知っていますか?糖質ダイエットのデメリット5選」

質問を投げることで、読者に「じゃあ、答え合わせをしてみよう」という行動を促すことができます。

↓こんな感じ。

www.mutant-tetsu.com

 

その他にも色々とタイトルの付け方はあります。LIGさんの記事が参考になるので紹介しておきます。

Webライターなら知っておくべき「読まれる」記事タイトルの付け方7選 | 東京上野のWeb制作会社LIG

 

見出し、改行、画像を適切に使う

最後に細かい注意点として、記事を読みやすくするために

  • 見出し
  • 改行
  • 画像

これら3つを適切に配置します。

A見出し→A本文→B見出し→B本文と区切ることでテンポ良い文章になります。

 

できれば、見出しに続く全ての本文の字数を揃えることでさらにテンポ良い文章を書くことができます。

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見出し本文内の文字数は出来るだけ揃えた方がテンポよく読める


そして、忘れてはいけないのが改行や画像を適切に配置すること。

 

改行が全くない文章はものすごく読みづらいものになるし、画像のない文章はコンテンツを無味乾燥なものにしてしまいます。

読者はPC・スマホに限らず上から下にスクロールして閲覧します。

バランスよく画像を配置することでテンポよく読むことができますし、文字だけで伝えることが難しい情報も画像があれば分かりやすく伝えることもできます。

 

自前の画像がない場合、コンテンツに合ったフリー素材を挿入するだけでも見栄えが変わります。

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最後に全体をチェック

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最終チェックは必ず行います。人間なので必ず誤字脱字のミスがあります。

オススメなのは、記事を書いた後に一服し改めて記事を見返すこと。

 

一度、リセットし改めて見返すことで

「ここはこう書いた方がいい」

「この部分は冗長だな・・・」

など、記事を書いている最中に気付けなかったことが見えてきます。

この記事も改めて見返すと5000字ありました。この長さじゃ読み疲れするだろうと思い、3500字まで減らしました。

それでも長いですが・・・言いたいことを詰め込んだらこうなりました。

 

おわりに

というわけで、記事を書く時に意識している6つのことを紹介しました。

書き足りない部分もありますが、最初から何でも詰め込むと混乱してしまうので抑えておきたい基本的な部分だけを紹介しました。

 

あとはひたすら書くのみ。

 

記事を公開するのが恥ずかしい・・・なんて思うかもしれませんが、そんなの気にしなくてOK。

公開した記事は、後から何回でも編集できます。なんなら非公開に差し戻してもいい。

 

数をこなすことで自分の中で記事を書くリズムが出来て、スムーズに書くことができるようになります。

今回、紹介した内容はWebライティングの内容ですがブログ記事を書く時にも応用できると思います。参考になれば嬉しいです。それでは今日はこの辺で。