Googleアナリティクスのセッションとは?直帰率とは?分かりづらい用語を解説
こんにちは、てつです。
今回はGoogleアナリティクスのセッションや直帰率について説明を。
Googleアナリティクスを利用していると、セッションとか直帰率とか一見すると『???』な用語が出てきますよね。
ちなみにGoogleアナリティクスはブログへのアクセスを解析するためのツールになります。
はてなブログにGoogleアナリティクスを設定する方法 - MUTANT
はてなブログで標準で搭載されているアクセス解析でも十分利用できますが、より詳細なアクセス解析を無料で利用することができます。
Googleアナリティクスをはてなブログに設置してみたけど、イマイチ画面の見方が分からない!という人は参考にしてみてください。
ページビュー数とは?
そのサイトやブログが閲覧されたページの合計数です。
よくブロガーさんの月次報告で『月間10万PV達成!』など目にしますが、これがいわゆるページビュー(Page View)になります。
あくまで閲覧されたページ数となり、訪問したユーザーの数ではないことにご注意を。
例えば、Aさんがブログに訪問して2記事見た場合は『2PV』となります。
ユーザーとは?
Googleアナリティクスの説明ではこのようにされています。
選択した期間内に 1 回以上セッションが発生したユーザー数。新規とリピーターの両方を含みます。
???全然分からないですよね・・・
選択した期間内とは、1日とか1ヶ月とかの期間ですね。デフォルトで過去1ヶ月分のデータが表示されると思います。
簡単に言うと、1日とか1ヶ月とか指定した期間内に訪問したユーザーの数から重複したユーザーを除いた数です。
例えば、私がある方のブログを閲覧したとします。
日次ユーザー数で見ると1カウントされますよね。私が1日に何度訪問しても日次ユーザー数は1カウントです。
同じように1週間毎日、ブログに訪問しても週次ユーザー数は1カウントとなります。
1UU(ユニークユーザー)とか言ったりもしますね。
ある一定の期間をベースに、どれだけの人がそのブログに訪問したのか?を正確に測る指標となります。
セッションとは?
これ分かりにくいですよね・・・最初見た時、セッションってなんぞと思いました。
ちなみに英語だと、一定期間の活動とかを意味するみたいです。
Googleアナリティクスで使われるセッションは読者がブログを訪問し、離脱するまでのことを指します。
ブログに訪問したら色々なものを見ますよね?ブロガーさんのプロフィールを読んだり、人気記事を見たりなどです。そして、読み終えた後は他のサイトに移るなりパソコンを閉じたりなんらかの形でそのブログから離脱すると思います。
これが1セッションに該当します。
ただ、このセッションはカウントが切れて新しいセッションとなるケースがあります。
それが、
- 30分以上行動がない場合
- 日付が切り替わった場合
こちらになります。
例えば、朝と夜に読者の方が私のブログを訪問してくれた場合には、すでにセッションのカウントが切れているので2セッションとなります。
直帰率とは?
これも分かりにくいですよねぇ・・・
直帰率とは、簡単に言うと1ページだけ読んで離脱した読者の割合です。
仮に直帰率が100%のブログがあったとします。訪問した読者は1ページだけ読んでそのブログから離脱するわけですね。
これ、かなり問題ありますよね。読者はせっかく訪問したにも関わらず2ページ目、3ページ目の記事を読むことなくそのブログから離れているわけです。
このサイトを例に取ると直帰率が80%位ですね。訪問した人の8割が1ページ目で離脱をしているわけです。
もし、ここの数値を改善することができればPV数に大きく関わることになります。
読者が2ページ目、3ページ目と読み進めてくれたらPVも増加しますよね。
平均セッション時間とは?
また意味不明な用語が・・・ヘイキンセッションジカンだと?
ただ、さっき『セッション』については勉強しました。もう一度おさらいしてみましょう。
セッションとは読者がブログを訪問して離脱するまでの一連の流れを指していましたよね。
これを踏まえて平均セッション時間を考えると、分かりやすそうです。
平均セッション時間とは、読者がブログを訪問して離脱するまでの時間の平均となります。
つまり、平均セッション時間とは読者がブログを訪問して離脱するまでの平均滞在時間と言えます。
平均滞在時間の値が長ければ読み応えのあるブログとも言えますし、逆に極端に短ければコンテンツが不足しているブログとも読み取れます。
ページ/セッションとは?
また出てきましたセッション。
セッションとは読者がブログを訪問し、離脱するまでの一連の流れでしたね。
ページ/セッションとは1セッションあたり、どれ位のページを読んだかを表す指標です。
例えば、ページ/セッションが1.52の場合は1セッションあたり平均して1.52ページ読んでくれていると読み取ることができます。
ここの値が2.00とかになれば、1セッションあたり平均して2ページ読んでくれていることになります。
1セッションと1ユーザーは違うのですが、イメージ的には
1人の読者が訪問し、何記事読んでくれたか
とイメージすると分かりやすい思います。
新規セッション率とは?
・・・これでセッションは最後です。
新規セッション率とはブログに初めて訪問した読者(ユーザー)の割合のことを言います。
画像のデータで読み取れるのは、訪問した読者のうち8割がご新規さんということです。
SEOなどで検索エンジンからの流入が多いブログはこの新規セッション率が高くなる傾向にあります。
逆に新規セッション率が低いブログの場合は、訪問読者の新規開拓がうまくいっていないブログとも読み取れます。
色々あるけど何に着目すれば?
Googleアナリティクスの画面を見ると、色々なデータが表示されていますよね。
ページビュー数などが一番目に入りやすいと思いますが、それ以外に私は『直帰率』と『ページ/セッション』の値にいつも注目しています。
直帰率の値が高ければ、読者は訪問してもすぐに離脱しているブログと言えます。
これは読者のニーズを満たすものがそのブログにはなかったとも読み取れることができます。
直帰率はブログ全体ではなく、個別の記事ごとにも見ることができるので直帰率の値が異常に高い記事があれば、その記事を修正するなど対策を取ることができます。
これ、30記事位だとあまり影響ないと思いますが、300記事とか500記事あるブログが直帰率の高い記事を全て改善するだけで、アクセスが変わったりします。
またページ/セッションの値も1セッションあたり何ページ閲覧したかを把握する重要な指標になります。
記事内や記事終わりに別記事の訴求を促すなど、ブログ内の導線を確保することで改善されることもあります。
もちろん、この改善もアクセスアップに直結します。
まとめ
今回、Googleアナリティクスの画面に出てくる基本的な用語を解説しました。
ページビューとかは直感的に理解できますが、セッションとか直帰率とかはちょっと分かり辛いですよね。
後日、Googleアナリティクスの具体的な使い方もまとめて記事にしたいと思います。
単にアクセス数を計測するだけでなく、こんな使い方もできます。
- バズったことをメールで通知するように設定する
- 検索エンジンから流入したアクセスのキーワードを解析する
こんな感じでブログ運営に役立つ豊富な機能が用意されています。
今回、いろいろと書いていると長くなってしまいましたが『セッション』の定義と直帰率の意味を抑えておけば、大体のデータを読み解くことができると思います。
もう『セッション』の説明でお腹いっぱいになりました・・・それではおやすみなさい。