アドセンスで稼ぐために行った改善策5選

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こんにちは、てつです。

 

 先日、ブログのマネタイズについての記事を掲載しました。

記事内でも触れているようにブログをマネタイズするには、

  • アドセンスを導入する
  • アフィリエイトを導入する

いずれかの方法が一般的だと思います。

 

今日は、このアドセンスに焦点を当てて記事を書きたいと思います。

 

アドセンス で稼ぐために必要なこと

実はこのアドセンスって運営しているサイトやブログでけっこう収益が変わるものなんですよね。

ブログやサイトの内容によって広告も変わるし、どういった経緯でアクセスを集めるかによってもガラッと変わります。

なので、今回紹介する内容はあくまで私が実践をして収益が上がった方法となります。

基本的には改善後のクリック率とか収益の変化を比較しながら、良い方向へとアップデートしていくのが理想的かと思います。

 

とは言っても、アドセンスの収益を改善するために試行錯誤したので、その経験が参考にでもなれば。

 

1)アドセンスの数を最大限設置する

これは基本中の基本です。アドセンスの数は1つのページに最大3つまで貼り付けることができます。

本当はアクセスが多いサイトでGoogleの許可があれば、3つ以上貼り付けることもできます。

一般的には3つが限界です。

もし、アドセンスは1つしか貼っていない、2つしか貼っていないという人がいれば最大数を設置するようにしてみてください。

 

2)アドセンスの広告サイズで悩む

これって悩みますよねぇ・・・ アドセンスではあらゆるブログやサイトに合うように様々な広告サイズが用意されています。

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でも、逆にサイズが豊富過ぎてどれにしたらいいか悩んでしまうんですよね。

 

個人的にオススメなのが、336×280のサイズ。 レスポンシブサイズっていうのもあるのですが、自分はイマイチでした。

同じようなサイズで300×250のサイズがあるのですが、どちらかと言えば個人的には336×280一択だと思います。

その理由として、以前まで336×280のサイズと300×250のサイズの広告枠は完全に分離されていました。

しかし、現在では300×250の広告も336×280の広告に含めて表示されるようになっています。

この度、広告ユニットの収益性をさらに高めていただけるよう、Google の広告配信プロセスを一部更新し、大型の広告ユニットに関しては、同じ枠で収益性のより高い小さめのディスプレイ広告を掲載できるようにしました。300×600 と 970×90 の広告ユニットは既にこの機能に対応していますが、今後は 336×280 広告ユニットにも 300×250 広告が配信されるようになります。
 
この変更に伴い、イメージ広告の掲載を許可している 336×280 広告ユニットには 300×250 広告も表示される場合があります。300×250 と 336×280 両方のイメージ広告のうち、パフォーマンスが最も高い広告が掲載されるので、広告ユニットの収益性を最大限に高めることができます。 

Inside AdSense : 336×280 広告ユニット の 収益性 が高まりました

 

実はアドセンスの広告ってオークション制なんですよね。

広告主があなたのサイトに広告を載せるまでにはオークションという手続きをとっています。

なので、競合が多ければ多いほど広告単価は上がるわけです。

336×280の広告サイズにした場合は、300×250の広告との競合による単価アップを狙うことができます。

 

でも、336×280の広告の場合スマホで見たときにはみ出さない?と思った方は鋭い!

確かに336×280だとスマホ画面に収まらずレイアウトが崩れる場合があります。

しかし、それは以前の話しです。 スマホの大型化によりこのレイアウト崩れも解消されてきています。

ちなみに336×280のサイズが収まらないのはiphoneで言うとiphone5S以前のモデルとなります。

もし、読者層のスマホ画面が小さい画面ばかりだったらどうしたらいいの?って話しですが、Googleアナリティクスで見てみましょう。

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こちらのサイトを例に取ると336×280の広告が見切れるユーザーは全体の20%です。 

これ、前まではもっと320×568の割合が大きかったんですよね。今後もスマホの画面サイズは大きなものになっていくと思います。

 

3)アドセンスの配置を最適化

これも人それぞれの配置方法があると思います。

いろいろな配置を試した結果、収益が増えたなぁと実感したのが下記の配置です。

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記事下に配置することで、記事を読み終わった人が広告をクリックすることを狙っています。 例えば、ダイエットに関する記事を読んで、読み終わりにダイエットに関する広告があればクリックしやすいですよね。

そして、記事の導入文直下に広告を配置するのは記事を訪問してみたけど、この記事は私が求めている記事じゃないと離脱する人に向けて、広告を訴求しています。

これ意外と効果あります。

 

4)アドセンス設置におすすめできない場所

逆に自分がいまいちだったアドセンスの配置は記事上とサイドバートップ。

記事上の広告が成果がなかったのは今から記事を読み始めようとしている人に広告を訴求してもあまりクリックされないなぁという感じです。

 

サイドバートップはパソコン画面だと目に付きやすいかもしれませんが、スマホサイトだと下に埋もれてしまうんですよね。

それであれば記事下に配置した方が、広告を目立たせることができると思います。

読者がパソコンで見ているか、スマホで見ているかというのはGoogleアナリティクスで解析することができます。

例えば、スマホからのアクセスが多い場合はサイドバートップへの設置は控えた方がいいと思います。

パソコンからのアクセスとスマホからのアクセスで広告を出し分けするのも一つの手だと思いますが、その方法はまた別の機会にでも。

 

5)広告のカテゴリーは制限をした方がいい?

アドセンスはコードを貼り付けるだけで、広告が自動で表示される仕組みですが、実は広告のカテゴリーをブログ主側で制限することができます。

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例えば、うちのブログでは旅行に関する広告は制限します!と設定すれば旅行カテゴリに関する広告は表示されません。

 

もしダイエットブログを運営しているのであれば、ダイエットや美容以外のカテゴリは軒並み制限した方がクリック率が上がるように思えます。

カテゴリーの制限に関しては賛否両論のようで制限によって収益が増えたという人もいるみたいです。

で、実際に自分も試してみたのですが自分の場合、収益が下がりました。しかもかなり。

考えられる原因としては、カテゴリー制限による広告主の競合が少なくなり広告の単価が下がったのだと思います。

これに関しては経験則でしかお話しできないのですが、個人的にはカテゴリーの制限はオススメしません。

 

6)コンテンツのキーワードにも気を配る

運営しているサイトでアプリゲームに関するサイトがあるのですが、他のサイトと比べてもアドセンスの収益が低かったんですよね。

どうしてだろうとサイトをチェックしてみたら、ある仮説にたどり着きました。

コンテンツ内に『アプリ』『ゲーム』などのキーワードを配置していないな・・・と。

攻略の方法とか解説を行っている記事なので、積極的に上記のキーワードは使っていませんでした。

このサイトはSEO経由のアクセスではなくtwitterやSNS経由の流入がメインのサイトでした。 なので、キーワードにあまり気を配っていなかったんですね。

アドセンスにも専用のクローラーがあって、そのクローラーが記事内のコンテンツを読み込んで、掲載する広告を決定します。

クローラーっていうのはサイト内を巡回するGoogleのロボットみたいなものです。

物は試しと全記事に『アプリ』『ゲーム』など関連するキーワードを再配置したところ、少し経つとアドセンスの収益に改善が見られました。

アクセスは変わっていないにも関わらずです。

同じようにアドセンスの収益が低いという知人のサイトをチェックして、キーワードの再配置を提案してみました。

こちらも収益の改善が見られたので試してみる価値はあると思います。

 

番外編)広告ユニットは複数取得する

アドセンスで広告ユニットを作る時に、一つで済ませている人はいませんか?

同じ広告ユニットをコピペで3カ所に貼り付ける。この方法はオススメしません。

なぜなら、どの位置に配置した広告がどれだけのクリックがあるか、どれだけの収益があるか把握できないからです。

広告を配置する数だけ個別に広告ユニットは取得するようにしましょう。

例えば、『導入文上』『記事直下①』『記事直下②』など、それぞれ個別に取得した方が後で検証することができます。

 

 

まとめ

アドセンスの収益を改善するために行った方法を紹介しました。

冒頭でも述べましたが運営しているサイトやブログによって集客方法やユーザーの属性も変わってくるので、私の方法が必ずしも当てはまるというものではないかもしれません。

ただ、自分の成功例や失敗例はなにかしらの参考になるとは思います。

アドセンスをこれから導入する方、すでに導入しているけど収益がイマイチという方は参考にしてみてください。